アフレコって言う言葉は今でこそトーシローさんでもご存知の用語になりました。これは画面で動く自分が担当する人物の口の動きに合わせて台詞を喋ることを意味します。この逆にプレスコとは事前に台詞を吹き込んでおいてその後からアニメを作画する手法です。現在ではまず行うようなことはありません。ではアフレコには特殊な技術が必要なのでしょうか?答えはYesです。画面上を動き回る登場人物の動きに合わせて台詞を喋るには訓練が必要ですし技術も必要になります。ではオーディションで新人を募集する時はそれなりのプロ的技量習得者が合格ラインの鍵を握っているのでしょうか?・・・いいえ、それは違います。オーディションで新人ば求められる場合にアニメ声優の資質は問われますがテクは関係ありません。つまりどこかのアニメスクールで手垢のついたテクなど現場では誰も求めたりしていないのです。
嘗て大島渚監督が本編を撮るときどのような新人を求めるかとの問いに@に新人Aに新人Bに素人Cに新人歌手と答えられていました。そうです。大島監督は一般演技者など映画の画面に必要としていなかったのです。手垢のついていないまったくの新人、但し秘めた宝石の原石である新人を心底欲していたのです。
声優養成スクールは現在たくさんあるようです。そんな養成所がオーディションを行う場合も多々あります。そのオーディションが本当に番組の登場人物を選考するためのオーディションなのか、はたまた金儲けのタレント予備軍募集にかこつけたオーディションなのか見極めないと人生の無駄足とお金の無駄を重ねる結果となってしまいます。声優オーディションやタレントオーディションに応募する前に良く考えてみることも必要です。
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